某眼鏡屋で働いていたときのことです。 その時間には、店舗には一人しかいませんでした。 そこに二人組の外国人のお客様がいらっしゃり、メガネを見ていました。 その様子を見ていた私ですが、お客さまに話しかけられて対応しました。 ですがそのお客さまは日本語を話せず、私も英語はわからないため話が通じず困っていました。 そうするとお客様が翻訳の機能をつかって画面を見せてくれました。しかし、その翻訳ではうまく伝わらず、結局私にはわかりませんでした。 そうするともう一人の社員が戻ってきて、自分の店舗のiPadに入っている翻訳機能を使うといいと言ってくれたのでそれを使うことにしました。 それは、音声を翻訳してくれるタイプのものでお客さまに喋っていただいた内容を比較的伝わりやすく翻訳してくれました。私たちもそれを使ってお客さまになんとか伝えられていたと思います。 そうしてなんとか意思疎通ができ、フレームやレンズ、小物などのご案内をする事ができました。 最終的に2本メガネを購入していただき、お会計のためレジにご案内しようとしました。 すると、お客さまが翻訳のためiPadに話しかけました。 「How much?」 私はその単語が聞き取れたためお答えしようとしました。 しかし翻訳機能の方が先に翻訳しました。 表示されていた単語は、 「ハマチ」 お客さまも私たち社員も爆笑の渦に包まれました。