新規事業として食品の営業を行うことになり、上司と商談を行った話しです。事業として営業職のない会社だった為、上司も私も取引先に伺っての商談などは、初めての経験でした。最低限のビジネスマナーは事前のセミナー研修などで学んではいましたが、経験のないことを行うことは私含め上司も緊張はしていました。商談のアポイントが取れ、伺った際に先方よりお茶を出していただきましたが、緊張もあり商品の提案に専念していました。上司も熱意は人一倍にある性格ともあり一方的な提案ではあったが、お客様も聞き入って下さり話しを真摯に聞いていただいておりました。一通り話を終えた際に、事件がおきました。お客様より出されたお茶なので本来であればお客様から一声いただいてから、頂戴するところ上司も話し終えて落ち着いたのか、出されたお茶なのにお客様へ「まぁ、どうぞお茶をお飲みください」と言ったのです。お客様も一時キョトンした様子でありましたか、「ええ。ありがとうございます。それではいただきます」と仰られその場が過ぎていきました。商談自体は上手く行ったのですが、後で冷静に考えると中々ヒヤッとする場面でありましたが、笑ってしまうような場面でもありました。