仕事のストレスで休職することになりました。半年ほどのお休み期間を経て、復職することになったのですがなかなか自分の席に座ることの抵抗が取れず、しばらくは自席がある階とは別の階に出社し業務をしていました。そのような生活が2週間ほど経ち、上司から「そろそろ自席で業務ができるようになってほしい」と言われ、しぶしぶ自席に着くことになりました。久しぶりに味わう会社の雰囲気や職場の人たちにかなり緊張してしまい、しばらくはろくに仕事が手につきませんでした。そんな気持ちを察してくださったのか、自分の後ろの席に座る一つ上の先輩からメッセージが届きました。「チョコ好き?」当然の質問にとまどいましたが、「好きです」と返答してしばらくすると、コンビニで買ったというチョコレートのお菓子を持ってきてくました。そして緊張でガチガチになっている私に「少しずつでいいから、慣れていこうね」と言ってくださいました。復職にあたっての不安や緊張していることは一言も言っていないのに、気遣ってくれた先輩にとても感謝しています。それと同時に、先輩のような気配りができる、魅力的な人間になりたいと思った出来事でした。そのおかげもあって、今では休職するよりも充実感をもって仕事に取り組めています。